2003年5月第15回目の訪問
サーズ騒ぎの最中にもかかわらず、2名で訪問しました。小学校訪問では、いつものように教材、制服を配布した他に、前回のタ・ケウの孤児院訪問で大人気であったバルーンアートで遊びました。前日に先生や手伝いの人達と練習をしましたが、習得するまでに数え切れないくらい割り、一番楽しんだのは先生方のようでした。その練習の甲斐があり、子供達に非常にうまく教えられ、初めてやるにもかかわらず、ほとんどの子供が犬やうさぎを作れ、たいへん喜んでもらえました。 それから今回の訪問では、非常に悲しいこともありました。去年修学旅行に行った仲間の一人が亡くなったことです。レンガ工場でアルバイトをしている時、事故でレンガが崩れて、その下敷きになったためです。工場からは見舞金$200が出ただけのようです。家が貧しくて葬式もあげられなかったため、学校の誰も行ってないということなので、急遽同級生全員と先生達で行くことにしました。写真、花、線香を急いで準備し、皆に香典も渡し、自宅までお参りに行きました。享年わずか12才でした。  タ・ケウの孤児院もまた訪問し、今回はマジックプレートをやりました。塗り絵の要領で色を塗り、皆、きれいで個性的なキーホルダーに仕上げることができ、非常にに喜んでもらえました。大人にも大人気で、大成功でした。