2005年11月第20回目の訪問
◎今回の「バンテアイ・スレー・コンプロン・佐野小学校」では、前〃回からのメンバー3名以外に三島南ロータリークラブの3名にも参加をいただきました。学校到着時に全校生徒より盛大な出迎えを受けて感激しました。学校では、さっそく新富士ロータリークラブの皆さんよりいただきましたタオル、鉛筆と現地購入しましたノート、お菓子を生徒全員に配りました。また、各学年の成績優秀者3人にはご褒美の学用品を用意して表彰しました。この後、明日から5年生の2泊3日のプノンペンへの第4回修学旅行の打ち合わせも行いました。校庭の木陰では、去年好評でしたチョコバナナを作り、皆に食べてもらいました。去年はチョコレートが固まらずに苦労しましたが、今年は氷水で冷やしてみごと解決しました。もちろん大好評でした。
◎学校訪問の後、シェムリアップに戻り、アスペカの孤児院を訪問しました。ここでもまた盛大な歓迎をしてもらい、子供達によるアプサラの踊りを見せてもらいました。踊りは、レストラン等で演じられているものと遜色のない立派なものでした。お土産とお礼にタオル、鉛筆、ノート、お菓子、その他学用品を渡しました。佐野さん、木村さんは、里親をしている子供達との面会をして、明日からの小学校の修学旅行に同行させてやることを打合わせました。また、今回来られませんでした新富士R・Cの林さん、三島南R・Cの保坂さんに新たに里親になっていただき、その里子の紹介をしてもらいました。子供達が勉学を続けるためには、里親による支援($240/年)が必要で、国にまだその力はなく、アスペカはNGO団体で各国の民間の支援により成り立っています。里親制度に興味のある方は、是非お問い合わせ下さい。
◎4回目となる修学旅行では、プノンペン市内、王宮、ワットプノン、国立博物館、トゥール・スレン博物館等を見学しました。どこに行っても我々の修学旅行は非常に好意を持って迎えられ、入場料等も無料にしていただけました子供達も過去3回と全く同じような感想が聞け、たいへん良い想い出になったことと思います。
◎コンポンチュナンのアスペカ孤児院からも招待を受け、観光かたがた出かけました。ここでも大歓迎を受け、アプサラの踊りを見せてもらいました。ここでは、シェムリアップよりさらに本格的に楽器演奏、歌も自分達でやっていました。我々からは、アプサラダンスの衣装の寄付とチョコバナナをプレゼントしました。チョコバナナもすっかり全て手伝いの人やアスペカの先生にやっていただき、我々の出番はありませんでした。もちろん子供達には大人気でした。(また次にはもっと楽しいことを考えなくては)
◎学校、施設とは別の話しになりますが、カンボジアのロータリークラブより中古自転車の援助要請があり、打合わせをしてきました。カンボジアでは公共輸送機関はなくに等しく、また親の送迎、自転車もなく、通学困難な子供がたくさんいます。日本は今までに中古自転車の無償援助を他の国でやってきている実績もありますので、子供達が学校に通えるよう、カンボジアにも自転車援助ができるように是非皆様のご協力をお願い申しあげます。
◎今までずっと学校、孤児院等のボランティアの手伝いをしてきてくれたワンター君が、自分の村で無料の日本語塾を開いたので応援に行きました。ここでも村総出の歓迎を受けました。子供達には、文房具、バナナチョコパンのプレゼントとマジックプレートをやりました。