2004年11月 第18回目の訪問
今回初めて、佐野代表不在の訪問となりました。 NGO佐野は、佐野氏個人がやっている活動ですから本来代表不在はありえない訳ですが、やむを得ず第16回目訪問メンバーのK氏と二人で行ってきました。 到着翌日、コンプロン佐野小学校の第3回目のプノンペン修学旅行を実施しました。  見学先の王宮、国立博物館、ワットプノンなどでは、入場料の免除や説明など格別の扱いをしてもらいました。 子供達もたいへん熱心に見学し、食事、宿泊など修学旅行全てを非常に楽しんでいました。 バスの中では、日本の歌も教えてやり、特に「幸せなら手をたたこう」のクメール語訳を作り、歌って盛り上がりました。  次の日は、プノンペンから約400Km離れたモンドルキリのアスペカ孤児院に招待してもらいました。 朝早くに出発し、途中 悪路、パンク、銃を装備した軍隊の住民規制(非常に険悪な雰囲気の中)などに遭いながら8時間かかり到着しました。 すごいジャングルで山の中と聞いていましたが、阿蘇高原のように非常にすばらしい風景とさわやかな気候でした。 訪問した孤児院では、風船、マジックプレート、チョコバナナをやってやりました。 チョコバナナは、バナナにつけたチョコレートが固まりませんでしたが、たいへん好評でした。(皆にチュガニ ナッハと言ってもらえました) 子供達にとっては全て初めてのことで非常に喜んでもらえました。 また、案内していただいたアスペカ副代表のラン先生には翌日、少数民族の部落に連れて行ってもらい、部落の見学と象ツアーを半日楽しませてもらいました。(象1頭の半日ツアー代は$15でした)  メインの小学校訪問では、鉛筆、ノートなどの学用品(鉛筆、ボールペン等寄付をいただき、厚くお礼申し上げます)の配布、成績優秀者の表彰、チョコバナナ(やはりチョコは固まりませんでしたが、皆チュガニ ナッハ)などをやりました。 校長先生達には、ちょうど学用品がほしかった時であったことやガイドのサムナンさんに手配してもらった学校修繕(屋根、ペンキ、外構等の修繕)の報告とお礼を言ってもらい、今回の訪問を非常に喜んでもらえました。(お土産もあってか)  佐野代表不在で改めて活動のたいへんさと今まで築き上げてきた現地の人達との信頼関係、協力のありがたさ、交流の楽しさを感じました。(蛇足ですが、修学旅行費用、学用品、学校修繕費は佐野さんによるものです。)