バンティアイ・スレイ

967年にラージェンドラヴァルマン二世が建てたこの遺跡は全部赤砂岩で出来ている、「女の砦」という意味をもつことで知られている小寺院バンティア・スレイは、アンコール・ワットから東北へ約35キロのところに位置します。「東洋のモナリザ」と称される女神デグァターが祠堂の四隅にあり、その彫刻の美しさは、数あるアンコールの遺跡群の中で最も美しいと思われます。