アンコールワット

もっとも大きく綺麗で整然とした遺跡それがアンコールワットです。 クメール王スールヤヴァルマン二世(在位1113〜1150年ごろ) が即位するとすぐに着工され、約30年の歳月をかけて建立した寺院です。東西1.5キロ、南北1.3キロ、幅190メートル の環濠のなかに塔門および三重の階廊を巡らせ高さ65メートルの本殿中央祠堂を中心に五基の堂塔が美しい姿を見せている。まさに聖なる山を具現化したもので西を向いて建てられている、全体に華麗な浮彫が有り第一回廊は一辺の長さが200メートルも有り、表された神話、伝説にもとづく物語やチャンパとの戦争場面はクメールの浮彫の最高傑作です。

1996年2月